今回のプロジェクトの背景を教えてください。

当社は60周年を機に社名の改称を行い、2020年10月1日に社内外へ発表することを決定しました。

新社名は、当社の強みであるグローバルネットワークや海外業務の豊富なノウハウを印象づけるため、海外での通称である「NGB」に統一。旧社名では貿易会社と混同されることもあり、CS調査(顧客満足度調査)において知名度が当社予想より低かった点に加え、お客様が思う当社の強みと当社が考える強みにギャップがあることが分かりました。

また、ES調査(従業員満足度調査)においてビジョンが浸透していない・変革していく意欲が低いという課題も浮き彫りになりました。だからこそ、ただ社名を改称するだけではもったいないと思ったのです。社員一人一人が心機一転、新たな目標にチャレンジができるような機会にしたい。そして、お客様にも当社の価値を改めて感じていただける機会にしたい。そんな想いを持ちながら、プロジェクトをスタートさせました。

パートナー企業を選定するにあたって、企業に求めていたものは何でしたか?

社名の改称を社内外へ広報したいと構想を練っていたものの、当社にとっては初めての経験。どのように広報するのが最善なのか、全くわからない手探りの状態でした。
パートナー企業を選定する際には、CS調査やES調査を依頼した企業やお付き合いがある様々なコンサルティング会社にお声を掛けさせていただきました。
求めていたのは高い品質のトータルなソリューションをご提供いただけるパートナー企業。成果物のデザイン性が良くても、当社の想いが反映されていない表面的なクリエイティブになってしまっては、社員にもお客様にも響きません。企業選定にあたっては、会社の大きな課題に切り込んだコンセプトをご提案いただける点を重視いたしました。

実際に揚羽に依頼するに至った決め手は何だったのでしょうか?

揚羽さんにご依頼した決め手は「ブランディング」と「洗練された制作物」の両方を安心してお任せできると確信できたことです。先述の通り、様々なコンサルティング会社にもお声がけしておりましたが、制作段階は別会社への委託となるケースも多いため、我々の想いが伝わりづらくなってしまうことを危惧しました。言葉作りなどのブランディングから制作物まで妥協することなく一気通貫でご依頼できるのは揚羽さんだけでした。
揚羽さんのことは以前からセミナーやメルマガで存じ上げており、一度採用関連のご提案を頂いたこともありました。その時は予算などの関係でご依頼できなかったのですが、しっかりしたご提案で印象に残っていたのです。制作会社によっては得意分野の似通ったデザインに偏ったご提案、ということも多かったのですが、揚羽さんは引き出しが多く、ご提案はバリエーションに富んでいる印象。その中で私たちに合うものを説得力のある形でご提案していただけました。プロデューサーの方からの「私たちに任せてください」という言葉も力強かったです。

実際に揚羽に依頼するに至った決め手は何だったのでしょうか?

制作プロセスや制作物はいかがでしたか?

制作プロセスにおいては、揚羽さん側でしっかりと分業をされていて、それぞれスタッフの方がプロフェッショナルな役割を果たされており安心感がありました。とくに制作段階に入ると多くの関係者から様々な要望・修正案が出てくるため期限管理は重要です。今回は当社としても社長や役員が関係する大きなプロジェクト。複数の制作物の検討が並行して進む中、制作物の期限管理をしっかりしていただくだけでなく、当社へのリマインドもきめ細かく行っていただき、安心して制作物の内容検討に集中することができました。
制作物に関しては、スローガンもロゴも数多くの案をご提案いただき、こだわりを持つ役員も満足いくまで検討できたと思っています。また、それぞれの案に込められた想いを私たちに分かりやすくご説明いただけたので、私たち総務部メンバーはもちろん、社長・役員も楽しみながら検討を進められました。

特に気に入っているのは、社名改称告知Webサイトです。過去を払拭するNGB「らしくない」デザインが、新しい未来が待っているイメージと社員にも好評です。改めて当社の価値や新社名に込める想いやこれからのビジネスにかける覚悟を感じてもらうことができたと思います。なかなか攻めたデザイン案ですので、揚羽さんでなければ、ご提案いただけなかったアイデアだったと思います。改めて、揚羽さんを選んだことは間違いではなかったと思いますし、プロジェクトの成功を大変嬉しく思っています。

制作プロセスや制作物はいかがでしたか?
制作プロセスや制作物はいかがでしたか?