オンラインセミナー:学生満足度の高いオンラインインターンシップ

皆さま、こんにちは。マーケティング担当の島村です。
年末に向けて断捨離を始めましたが、こたつの誘惑に負けている今日この頃です。

 

さて、先日12月8日(火)に、「学生満足度の高いオンラインインターンシップ」と題したセミナーを開催いたしました。

 

様々な外的要因によって、昨今の新卒採用市場はかつてない大きな変革期を迎えています。今回は全3回にテーマを分けて、これからの22-23採用における学生の動向や変化するマーケットのポイントに触れながら、今後ますますトレンドになっていくであろう各種採用施策をご紹介しました。

 

第1回目のテーマは「学生満足度の高いオンラインインターンシップ」です。

 

今年はコロナ禍により多くの企業がオンラインでの実施を強いられた中で、
学生から求められているインターンシップとは
また、効果的なインターンシップの内容とは
ますます進化するインターンシップ施策について、傾向と今後の展望をお伝えしました。

 


スピーカー:白岩 大
株式会社揚羽
プロデューサー/リクルーティング事業部マネージャー

 

講演内容
・21卒採用の振り返り
・満足度の高いワークショップとは
・オンラインイベントで使うワークショップの検討フロー

 

まずは「データから見るインターンシップの振り返り」ということで学生が求めるインターンシップの傾向についてご紹介させていただきました。

 

選考のオンライン実施について、最終面接はオフラインが良いが、その他はオンラインが良いという結果でした。また、学生のPC所持率も高く、通信環境も整っているという声が半数以上を占めているため、学生のオンラインインターンシップ参加へのハードルは下がっていると言えます。

 

 

志望順位が変わったきっかけはインターンシップが第一位。また、インターンシップで魅力付けできれば内々定承諾率もアップするという傾向が見えました。インターンシップへの参加率は過去最高の85.3%。平均参加者数も約5社となり、インターンシップの内容自体が比較される時代となってきました。参加目的も「視野を広げるための参加」という理由が増えてきています。

 

これらのデータから、ポイントは以下3点です。

①オンラインとオフラインの両方に対応した、ハイブリッド採用の実現
②ワークショップの魅力訴求の強化
③ワークショップの魅力訴求と見極めの両立

 

 

満足度の高いワークショップを実現するには「成長実感」「社員との接点」がポイントになるとのことでした。成長実感と満足度は大きく相関しており、講義型だけでは満足度は下がっています。社員からリアルな情報を聞ける内容の場合は満足度は向上。実際に仕事現場を見ることができる職場見学も同様に向上しています。そして、開催日数が半日ではなく1日にするだけで「大変満足」が1.7倍に。以上から理想のワークショップを企画するためには、満足度高く1DAY以上で実施できる内容はなにか、から考えるのが良いと考えられます。

 

 

オンラインイベントを成功させるポイントは大きく2つで、「環境づくり」と「空気づくり」です。ワークの内容に合わせ、ツールを掛け合わせる必要があります。「環境づくり」では通信ツールや会議ツールの選定が重要であり、zoomやTeamsなどの学生が慣れているツールを使用することがポイントであるとのことでした。また、オンラインでは一体感や緊張感が醸成しにくい、集中力が続きにくいというところで、クリエイティブを活用した「空気づくり」が必要になってきます。

 

 

それでは、実際にどのようなフローでワークを検討すべきか。まずは、今のワークプログラムを変える必要があるかを考えます。現状のワークの満足度が高ければ、そのままオンライン化も可能ですし、そもそも満足度もあまり高くなく、見極めも難しいということでしたら改めて企画を考え直す必要があると思います。実際、現状のワークをそのままオンライン化できるケースも多いです。

 

 

以上、12月8日開催オンラインセミナー~学生満足度の高いオンラインインターンシップ~のセミナーレポートでした。

 

セミナー後半にご紹介したワークショップの事例を知りたい方は、ぜひ下記よりご相談ください。

 

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今後もオンラインツールも活用しながら、みなさまのお役に立てる情報発信をしていけるよう取り組んでまいります。