「BiZMiL SURVEY」で内定者や社員の意見を「見える化」、数値による全体把握で課題を明確にすることができました。

 

今回は新サービス「BiZMiL SURVEY」を導入いただいたサッポロビールの傳田様に、導入背景から今後の展望までお伺いいたしました。

 

サッポロビール株式会社

人事部・課長代理

傳田法子 様

 

プロジェクトのポイント

1.就活生のサッポロビールに対する印象を明確にし、効果のある採用戦略を組み立てたい。その課題を解決すべく、採用プロセスごとの測定・分析を可能にした揚羽の新サービス「BiZMiL SURVEY(ビズミルサーベイ)」の試用を提案。

 

2.「BiZMiL SURVEY」を試用していただき、内定者と社員の声をサーベイ(測定)。学生と社員それぞれの企業に対する実際の声を数字化することにより、評価のギャップが明確になり、今後の学生に伝えるべく企業特長が明確となる。

 

3.懸念点の解決案として、社長インタビューの実施を提案。同社の戦略、今後目指す姿を代表自らが伝えることで、入社後の不安払拭を行い、内定者からの評価も高いものとなった。

 

Q1. 当初、どのような課題や理想があり、新サービス「BiZMiL SURVEY」の導入を考えられたのでしょうか?

 

就活生の当社に対する印象を明確にし、現在の強み・弱みを把握することで、効果のある採用戦略を組み立てたい。

 

当社は”自燃型人財”と接点を持つため、選考から内定承諾につながるさまざまな採用施策を行っています。”自燃型人財”とは学業でも趣味でも周囲の人を巻き込み、計画性を持って目標達成できる人のことです。

 

最近はオンライン化が急速に進み、採用手法も数多くありますが、その反面、自社に合う人財の確保に何が一番有効な手段なのか分かりづらくなっているのも事実です。そのため就活生の当社に対する印象を明確にし、就活生への魅力につながる強み・弱みを把握することで、効果のある採用戦略を組み立てたいと考えるに至りました。

 

もともとは就活生のリアルな声を求めて内定者へのアンケートなどを実施していたのですが、2〜3年前から別の角度から自社の魅力分析を行うために最終内定者の辞退者インタビューも行うようになりました。しかし、一人あたりの費用も高く毎年数名の分析しかできず、内定者へのアンケート結果とあまり変わらない分析結果だったこともありました。そのため、金額を抑えて別のカタチの意識調査を継続的に行いたいと考えるようになったのです。

 

さまざまなサービス会社から多くの採用手法のご提案はいただくのですが、最初にお話した通り何が一番有効なのか見えにくくなっていました。そこで別の方法で根本的に現状を把握する方法がないか模索しているタイミングで、揚羽さんから「BiZMiL SURVEY」のご提案をいただきました。内定者・採用に協力いただく社員・人事の当社に抱くイメージを比較してみたいと考え、テスト的に実施することにしました。

 

Q2. 「BiZMiL SURVEY」の分析結果を見て、どのような感想がありましたか?

 

「BiZMiL SURVEY」で内定者と社員の意見が数字化。特に学生全般に聞くデータは興味深いものばかり。

 

「BiZMiL SURVEY」を利用し、内定者と社員の意見を分析してみました。内定者と社員が、質問内容に対しどのように思っているのか点数をつけていきサーベイ(測定)を行うものです。

 

業界・個社・事業・仕事内容・人といった項目が数値化され、明確に表示されていました。実際に数値化されたデータを見てみると、特徴的だったのは内定者の回答で、サッポロビール社員の人柄に対しての評価は高いものとなっていました。こちらは当社の想定通りでしたが、改めて数字で確認することで説得力が高いものと感じました。

 

逆に懸念点として特徴的だったのは、仕事の魅力の評価。実際に働いている社員からは高評価なのに対し、内定者の評価は社員ほど高くはありませんでした。この結果によって、就職活動のタイミングでもっと仕事内容ややりがいについて知ってもらい、入社後の働く自分の姿をイメージしてもらう必要があるという課題の一つが明確になりました。その課題に対する打ち手をいくつか実施することで、仕事の魅力に対する評価が高くなりました。

 

Q3. 「BiZMiL SURVEY」の結果から取り組んだ施策はありますか?

 

揚羽からのアドバイスで社長インタビューを映像化。学生から高く評価されたコンテンツになりました。

 

Q2の課題とは別に、今後当社がどう挑戦し成長していくのかが学生にうまく伝わっていないのではないかと、揚羽さんからアドバイスをいただきました。それを解決する手段として、社長へのインタビュー企画を提案していただきました。

 

社長インタビューの映像は、「BiZMiL SURVEY」の分析結果で学生の理解が足りない「企業がどう挑戦し成長していくのか」「企業の目指す姿」といった当社の未来を、社長のビジョンと共に表現したものになりました。内定者アンケートでは「会社に対する理解が深まった」「社長の強い想いを感じた」などの声が多く、良い結果が出たと感じています。

 

「BiZMiL SURVEY」の結果から、他にも当社の魅力を表す「少数精鋭」「チャレンジを応援してくれる風土」の訴求も足りないと揚羽さんからアドバイスをいただきました。これらの要素を会社説明会で強く打ち出すポイントとした結果、内定者アンケートでは入社の決め手の一つになったとの声もあり、その効果を実感しています。

 

Q4. 本プロジェクトに対するご担当者様の率直な想い、ご感想をお聞かせください。

 

「BiZMiL SURVEY」の本導入を予定。結果を今後の母集団形成にしっかりと活用していきたい。

 

今までアンケート結果から読み取っていた就活生に対する自社の強み・弱みの課題点が、「BiZMiL SURVEY」によってピンポイントで測定・分析でき、数値化して全体把握することの重要さに改めて気付かされました。今回取得できた項目、分析内容すべてがとても興味深かったです。

 

また、単にサーベイ(測定)するだけでなく、揚羽さんから的確なアドバイスをいただき取り組みを行った結果、多くの効果を出すことができたと思っています。比較的取り組みやすい価格帯だったことも良かったです。

 

今回の結果を受けて「BiZMiL SURVEY」の本導入が決定しました。今後の人事戦略にしっかりと活用していきたいと考えています。

 


 

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