はじめに

はじめまして。揚羽でデザイナーをしている吉川です。
2023年に中途入社いたしました。現在は、Webサイトやパンフレットのデザインなどを担当しています。

社内で様々な取り組みをおこなっているなかで、もっと揚羽のデザイナーが普段どのようなことを考えているかを、いろいろな方々に発信していきたいと考え、グループごとの座談会をおこないました。

今回はその内容をお届けできればと思います!

1Gの紹介

廣島:現在デザイナーグループは2グループあります。1グループは強いて言えばWebに強みをもったメンバーが多いグループかと思いますね。あと今のメンバーは、僕以外はみんな中途メンバーという構成になっています。担当している案件もだいたいWeb6割、グラフィック4割でグラフィックもやっているメンバーもいますが、今後よりWebを強みをしていきたいと考えています。

(メンバー紹介)
廣島:WebディレクターからWebデザイナーに転身したマイノリティデザイナー。「機能性と美しさは相反するものではなく、両立されるべきものである」をモットーに日々デザインと向き合う。休日は学生時代から続けているアカペラに取り組む。

永井:前職ではグラフィックデザイナーとして経験を積み、現在はWebを中心に幅広いデザインに携わる。広島出身。最近は子育てに奮闘中!

吉川:筆者です。(異業種からデザイナーになった経歴を持つ。前職のコーディングの経験を生かしながら、Webのデザインを中心に、パンフレットなどグラフィックのデザインにも挑戦中。定食と銭湯が好き。)

トークテーマ1「最近のトレンド」

永井 :僕は、主に採用分野で気になったトレンドについてなんですが、採用チャンネルが多角化しているなと思ってます。特にスタートアップ企業などは早くから上手く活用しているんじゃないかと思います。

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1つ目は、ポッドキャストです。

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結構配信されている会社さんが多いなと思います。なかには面接に進む段階で事前にポッドキャストを共有しているところもあるみたいです。事前に受ける企業とのカルチャーマッチや組織理解など、求職者に解像度を上げてもらいたいという意図があるみたいですね。僕も実際聞いてみたのですが、移動中などでながら聴きできるし、堅苦しくなくて企業理解も深まる感じがしました。
YouTubeとかだと機材の用意とかも大変だと思うのですが、ポッドキャストはその点、手軽さが勝るのかもしれないですね。
デザイナー座談会 クリエイティブ

吉川:面接前に送るとかあるんですね。いいですね。

廣島:目線が合うのがいいですよね。話す人と情報の差があると「あれって知ってるのかな」とか色々考えながら話さないといけないので、ここまでは知っているという前提があるのはいいなと思いますね。

永井:中には世間話的な結構カジュアルなものもあったりします。

吉川:そういったカジュアルなものも、「あ、社内でこういう感じで話しているだ」みたいな相性みたいなものもなんとなく図れそうな気がしますね。

永井:確かに入る前に雰囲気分かるのはいいかもしれないですね。

廣島:声って大事だと思うんですよね。活字だけだとどんな人か分からないので、声とか実際喋っている感じで感じで以外と雰囲気って伝わると思うんで。採用サイトのインタビューページだけだとどうしてもそこらへんが分からないですよね。

永井:うちでもコンテンツとして取り入れるのも1つありかもですね。

吉川:なんか作り込むより、生っぽい感じがいいですよね。

廣島:分かります。

永井:面接とかだと1対1じゃないですか。ポッドキャストだと働いている人たちの空気がパッケージされている感じがするのでよりイメージがつきやすい気がします。

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Notionを使って採用ページを用意している会社が増えてきた。

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廣島:特徴として、急な募集などで活用されているケースが多いのかなと思います。時間がないけど、採用を急ぐ場合に使われているのかなと。あとはデザイナーやエンジニアの力を借りずとも採用の接点を用意できるから、幅広く使われ始めてきているのかなと。

あと、カジュアル面談とかSmartHRさんのサイトとかはカジュアル面談に申し込むリンクが常設で設置されていますね。エントリーとか応募より、敷居が低いので気軽に応募してもらいやすいのかなと思います。

永井:やっぱタッチポイント増やすのっていいかもですね。企業側もよく分からない人たちの中から選ぶのは大変だと思うし。

吉川:はい。先ほどあったNotionの延長線で、ノーコードで作られたサイトが年々増えてきていると思います。STUDIOとかお客さんから検討していると聞くことも増えてきたのかなと。テンプレートも充実してきてて、ノンデザイナーの方が実際作っているケースもあったりで、ハードルが低くなっているのかなと思います。

廣島:お客さんとのクリエイティブの距離が縮まったと思うんですよね。昔って、任せっきりだったと思うんですが、今ってリテラシーも高まってきてお客さん側でも制作したり、更新したりなど増えてきていると思います。

永井:なんかデザインだけお願いしますって案件もあるよね。

吉川:ある案件では、内定者の方々が自ら内定者サイトのデザインや発信する内容を考えるものもあるので、お客さんにも使ってもらったりできそうですよね。
デザイナー座談会 クリエイティブ

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最近のWebサイトは、どういう見せ方がされているのか?

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永井:まず、階層が深くない1ページでコンテンツを見せるサイトが多いような気がします。スマホで見られることも多くなったし、個人的に階層が深くなるのがあまり好きじゃないので。あのページどこにあったっけってなることが多くて…。

吉川:不安になるんですよね笑 今自分がどこにいるのか分からなくなる…。

廣島:僕は結構PCで見たい派なのでターゲットによるんですかね。

永井:新卒とか確かにターゲットある程度絞られるかもですね。

永井:あと、キャリア(経験者)採用サイトも近年増えている気がします。中途の採用に力を入れている企業が増えてきているのかなと思います。

職種が多い企業とかは、サイトがあった方がいいと思ったり。
デザイナー座談会 クリエイティブ

廣島:個人的に表現の2極化が進んでいると思っています。昔だとあまりなかった著名人を起用したサイトを見かけるようになったなと。結構、自由度が高くなった気がします。このサイトとかだとオリジナルの漫才とかコントとかもありますし。逆にあまり飾らない方、働く姿をありのままに見せる表現も増えてきたなと思っています。コンセプトに合わせて表現を作り込むなど昔はしてたのですが、ありのままを見せているものが増えてきたと感じます。デザイナーチャット(※社内のデザイナーやエンジニアが気になった情報を発信し共有するチャットグループがある)で今日流れていた赤本のリデザインの話でも、表現の角が取れているケースが増えているのかなと思います。昔のデザインだと、大きい文字で大学名が書いてあったけど、リニューアルされたものはそこの主張が弱くなっていたり時代に合わせて変化しているのかなと思いました。

永井:あえてシンプルにしているのは、採用チャンネルが多いからかもですね。サイトのみでは完結しないコンテンツとか持っていそう。

廣島:あとありのままで言うと、例えば明確に課題があって、競合に打ち勝つためにためにこういう表現したのかなと思ったり。

吉川:あと会社が変わろうとしているときとか。

廣島:インナーブランディングの役割を果たしていたりとかね。

永井:東急不動産さんのサイトとか気合いがみなぎってるよね笑

廣島:あと最近採用でいうと、中経(中長期経営計画)と絡めることも増えてきたように思います。会社のビジョンと紐づけて求める人物像を明確にしているのだと思っています。
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トークテーマ2「今後のトレンド予測」

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STUDIOとかノーコードは今後さらに増えてくる。

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廣島:結局自分たちでできたらお客さん側も楽だと思うんですよね。SNSも発展しているなかで、情報の鮮度が大事にされていて、手軽さというニーズはあると思います。

吉川:スタートアップ企業の企業規模がどんどん大きくなっている場合、その企業がやっている施策や動向は常に追っておくべきなのかなと思っています。大きくなる企業ってその分、人の採用にも力入れているってことだから、どうやって人を採用するのかという戦略もどんどん新しいものが出てきているはずなんですよね。

永井:揚羽の強みでもある上流の戦略フェーズの部分から設計していくことで、企業理解を深めて、企業にあった採用サイトを作ることができれば、競合と差別化しつつ自社の強みも引き出したものができるのではないかと思います。

吉川:情報過多の時代で、ユーザーが何を求めていて、何を優先して見せるべきかはマーケティングの分野と連携しつつ、数字で追いながら情報の優先度付けみたいなのは当たり前になってくるのかなと思います。あとは、AIも目まぐるしい成長をしているので、デザインの技術的にも、それこそ今後のトレンド何ですか?とかも聞いちゃったりして、やはりどの分野のビジネスにおいてもAIの動向は追っていくべきなのかなと思っています。

トークテーマ3「今後どんな仕事をやってみたいか」

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ブランディングなど企業全体の伴走やメディアサイトの構築

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吉川:私は、ブランディングの案件をもっとやってみたいと思っています。お客さんのらしさって何なのか、そのらしさが出せているのか、どのようにらしさを表現するのかをもっと関わって行けたらいいなと思っています。

永井:丸っと1つの企業の制作に携わることができたらいいなと思います。お客さんとパートナーになれる関係というか戦略を考えることから採用に至るまでより深い関係が構築できるといいなと思っています。単発案件とプラスで1企業に伴走できれば、もっとこうしていきましょうとかコンサル的な形でもっと話が広がったりするのかもと思っています。

廣島:個人的にメディアサイト作ってみたいなというのはありますね。ちゃんと設計した上でお客さんにもきちんと使ってもらえるようなものを作りたいというのはあります。永井さんがおっしゃっていたことも実現できるとめっちゃいいなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回このような形で記事化しましたが、普段のチームミーティングなどでも日々さまざま話題が飛び交っています。

会話から普段の制作に活きたりすることもあるので色んな仲間がいて心強いです!

揚羽に興味持っていただけたらぜひ一度お話ししましょう!

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