第三回「共創Meetup」を開催いたしました

2023年7月12日(水)にワークスタイリング 東京ミッドタウン八重洲にて、揚羽主催の交流イベント第三回「共創Meetup」を開催いたしました。

「共創Meetup」とは、サステナブルな未来の実現のため、サステナビリティ経営に取り組む企業が集い、意見を交換し協力し合いながら価値を創出することを目的にたちあげられたコミュニティです。

当日の様子をご紹介します。

開催に懸ける想い

まずは私、黒田より、開催に懸ける想いをお話ししました。

 第三回「共創Meetup」開催レポート!組織変革を実現する、共創ワーク

私が本イベントの開催に込めた想いは以下の3つです。

①課題先進国である日本の課題を解決したい、世界に新たなスタンダードを示したい
②サステナビリティへの変化をもっと加速させたい
③そのために共感し合える仲間を増やしたい

近年、私がパーソナリティを務めるサステナビリティに特化したYouTubeチャンネル「サステナブル・プロセス(サスプロ!)」の収録や、各社のブランディング支援を通じて感じるのは、「経済の在り方を模索する時代に突入している」ということです。増え続ける世界人口や、大量生産大量消費が地球に及ぼす影響を考慮し経済の在り方が見直され始めています。

一方で、世界人口は今後減少する見込みがあるといいます。背景にあるのは女性の教育や社会進出が進んだこともあり、世界を見渡すと、女性1人が一生の間に産む子供の数(合計特殊出生率)は17年現在で2.4と、人口が増えなくなる2.1に迫っています。

そんな中、私は、少子高齢化社会に直面する日本を「課題先進国」だと捉えています。世界各国より一足早く経済が成熟し、一足早く様々な課題と向き合っているのが日本なのではないでしょうか。しかし、それはネガティブな意味ではなく、前向きに捉えています。課題先進国だからこそ、その課題を解決できれば、それが世界のスタンダードになるはずです。

弊社はブランディングを通じて各社のサステナビリティ経営を支援していますが、1社づつの支援だけでは変革までに時間がかかります。そこで、今日ここにお集まりいただいた皆さまと一緒に、サステナビリティへの取り組みを推し進めていきたいと考えております。社会課題の解決に向け、共感していただける仲間を増やしたいという想いで、本イベントの開催に至りました。

今回の議題

「共創Meetup」では、各回それぞれのテーマを設定しています。今回は、ESGの「S」であるSocial(社会)を主題としました。

日本においては、2020年にサステナビリティ経営が急加速し、各社でパーパス、マテリアリティの特定がなされました。そして、2022年以降は特に、人的資本経営の取り組みが注目されています。

実際に弊社にも、現場の風土改革プロジェクト、DE&Iを通じたイノベーション創出、キャリア自律支援、人事制度改革の狙いへの共感促進、エンゲージメント向上施策、といった「Social(社会)」関係のご相談を多くいただくようになりました。

そこで今回は「Social(社会)」をテーマとし、参加いただいた企業の皆さまに、各社の取り組みのナレッジシェアを実施していただきました。

共創ワーク

メインコンテンツは、各社の取り組みをシェアいただく「共創ワーク」です。
4〜5名ずつ計12チームに分かれ、メンバーを入れ替え3回実施しました。

 第三回「共創Meetup」開催レポート!組織変革を実現する、共創ワーク2

ワーク後には、以下のような感想を共有いただきました。

『新規事業部があると新規事業は生まれないということや、パーパスなどの横文字を日本語にしてみると理解できるということなど、ヒントをいただきました。実はいろいろ分かっていないことが多かったなと感じます。』

『従業員エンゲージメントをどう上げていくかで盛り上がりました。結論は、お客様に昔やっていた“労う・ほめる”を社員にやるようなものだよねということでした。』

『社内の浸透が難しいということで共感しました。私はSDGsの社内浸透に取り組んでいますが、皆さん、パーパスの浸透も難しいということでした。パーパスの浸透もSDGsの浸透も難しさは一緒だなと思います。泥臭く、口酸っぱく、言っていくのが大事なのかもしれません。』

総括

最後に、「今回のイベントを通して情報だけでなく、未来につながる関係性も持ち帰っていただきたい」とお伝えしました。

イベント後は懇親会も実施。ワークでは交流のなかった方とも、自由にお話しいただきました。

 第三回「共創Meetup」開催レポート!組織変革を実現する、共創ワーク3

株式会社揚羽では、サステナブルな社会の実現に向かう企業の差別化を支援する「サステナビリティブランディング」、経営理念やブランド価値を社員が体現できる組織を作り上げる「インナーブランディング」のご支援をしています。理念浸透につながる組織づくりやインナーブランディング施策の伴走支援もできますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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