長年お世話になった銀座を離れ、
2016年 2月8日から八丁堀で仕事を始めました。
もともと八丁堀に地縁があったわけではなく、
銀座の物件がこの好景気でものすごく高く、
手ごろな価格のワンフロアの広いオフィスが見つからなかったので、
お客様が多い大手町、丸の内からのアクセスを考え、八丁堀にしたのでした。

社員からは
「銀座のクリエイティブ会社っていうブランドが良かったのに。」
「銀座ってテンションあがりましたよね。」
「銀座だから入ったのに・・・。」
「八丁堀じゃなくてせめて、日本橋とか・・。」
「八丁堀にしたら、応募減りますよ。」
「八丁堀って、必殺仕事人の主人公かと思ってました。」
なんて、散々言われました。
「お前ら、家賃のこと考えず、好き勝手言いやがって!
家賃の高い銀座のワンフロアのビルなんて借りたら、
ボーナス払えなくなっちゃうぜ・・。」
と言いたいところをぐっとこらえて、静かに八丁堀へ。
でも、さすがに都落ち感は社員に感じさせたくなかったので、
オフィスデザイン会社のドラフトさん
にお願いして、超オシャレなCAFE風に作ってもらいました。
ドラフトさん、オススメです。
デスクや、椅子は、目黒通りのアンティーク家具屋さんを、
私自身一軒一軒しらみつぶしに回り、
最高にかっこいいアンティーク家具を揃えました。
これで、「銀座が・・」「八丁堀は・・・」
なんて言ってた社員たちも、大喜び。
「なかなかいいすね。八丁堀。」
人間って、単純な生き物ですね。

また、銀座のオフィスは、銀座のコリドー街のすぐそばにあったので、
食べるところに全く困らず、人とお店の需給バランスでいうと、
圧倒的に店は選び放題。
しかし、八丁堀は東京有数のオフィス街。
オフィスビルが林立する中、レストランが少なく、
ランチ難民多発か!と思っていたのですが、
ここにも八丁堀は驚きを提供してくれました。
なんと、お弁当が250円で売ってるんです!しかも美味い!
それが相場なのか、250円弁当の店がたくさんあります。
コリドー街は、お店は多いですが、さすがに銀座なので、
ランチは1000円はします。
それが、一気に4分の1になったので、
社員の懐もあったかくなること間違いなしです。
もちろん、歴史の古い街ですから、名店も多く、
銀座より安くて銀座より美味しいランチが食べられます。
八丁堀最高です。

そして、今まで2フロアに分かれていたのが、
1フロアになり、あらためて社員の多さを感じ(今70名)、
社員たちも嬉しそうです。(「俺が、私がこの手で揚羽を大きくした!」
と思ってる社員が多いので。もちろんその通りなのですが)
社員同士のコミュニケーションもかなり良くなっていると感じます。
管理部長曰く、今のオフィスで115人までは行けるらしいので、
あと二年くらいはこの八丁堀でお世話になろうと考えております。
八丁堀の揚羽をよろしくお願いいたします!