今日は、一年に一回の入社式でした。

新入社員に話したのは、「新人によくある誤解」。そのいくつかを紹介します。

 

誤解1、忙しい先輩には話しかけてはならない。

→新入社員は、忙しい先輩に迷惑をかけたくないと思い、

質問を躊躇することがあります。

しかし、質問は仕事の効率を上げるためにも必要であり、

先輩も教えることが仕事のひとつだと思っています。どんどん質問してください。

 

誤解2、必ず結果を出さなければならない。

→新入社員は、成果を出すことに必死になり、

結果が出ないとストレスを感じることがあります。

しかし、プロセスを重視し、やり方を改善することが大切です。

結果を出すのは二年目からで大丈夫。

 

誤解3、失敗してはならない。

→初めてのことにチャレンジするわけだから、失敗して当たり前。

失敗しないってことは、チャレンジしてないということです。

先輩がついているので、ぜひ思い切ってチャレンジしてほしいです。

 

誤解4、自分の個性を生かすべきだ。

→新入社員は、早く個性を出した方が良いと思って自分のやり方にこだわり、

フィードバックを受け入れるべきか迷うことがあるかもしれません。

しかし、フィードバックは自分の成長につながるため、

真摯に受け止め、改善することが必要です。

個性を出すのは、一人前になってから。まずは基礎を学ぶ時間にしよう。

 

誤解5、金儲け、利益は悪いこと

→学生は、営業、金儲け、利益から遠い世界で生きてきて、

テレビや映画などで、営業、金儲け、は悪者扱いされて描かれていることが多いので、

誤解をしているケースが多いです(特に日本で間違ったイメージが根付いている印象)。

ここは先輩が、大事なことをきちんと教えてあげてください。

 

 

新人の誤解は、挙げたらきりがありませんが、

新しい世界に入ったばかりなので、分からないことだらけだと思います。

先輩たちは、遠慮しないで、どんどん教えてあげてほしいです。